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2007/05/07

三井住友海上、損保商品8割削減 不払い問題 重複・低利用補償統合

フジサンケイ ビジネスアイ

三井住友海上火災保険は2日、個人を対象とする損害保険の商品数を2008年度末までに約8割削減すると発表した。商品内容の複雑さから大量の保険金不払いが発生したことを受けた措置で、異なる保険間で重複する補償や利用度が低い補償などを統合して商品ラインアップのスリム化を図る。

自動車や火災など個人向け保険は06年度末で68種類あるが、08年度末までに約15種類に削減する。自動車保険を4商品から3商品に、火災保険を5商品から1~2商品に、それぞれ新商品投入を機に統廃合する。また、59商品ある傷害保険は約10商品に削減する。

補償内容が重複する商品が目立つため。具体的には、普通傷害保険と家族傷害保険のように補償内容がほぼ同じ商品を一本化する。主契約に付随する特約についても大幅に削減。

06年度末の約1400種類を08年度末までに約700種類と半減する。入院補償期間を180日から365日に延長する入院延長特約のような利用度が低い商品を削減する。

商品改定に併せて、顧客向け商品パンフレットや重要事項説明書の表記を分かりやすくする試みも実施。「担保する」といった専門用語を「補償する」と分かりやすい言葉に言い換える。

08年4月以降は契約内容を明記する約款についても改定。言葉を分かりやすくするほか、図表や注意書きを活用する。また、商品開発工程の見直しも08年4月から実施。保険商品の開発過程で、異なる部門間でチェックすることで類似の保険商品の開発を防ぐ。

同社では、今回の抜本的な商品改訂で「お客さまが商品内容を理解しやすくなるだけでなく、社員や代理店も説明しやすくなる。適切な保険金支払いにつながる」(広報部)とアピールしている。

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