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2006/10/18

18病院たらい回しで妊婦死亡

奈良県警、病院から聴取へ

 奈良県大淀町立大淀病院で妊婦が分娩(ぶんべん)中に意識不明の重体になり、移送を要請した病院から次々に断られた末、大阪府内の病院で死亡した問題で、奈良県警は18日、業務上過失致死の疑いもあるとみて大淀病院から事情を聴く方針を固めた。

 大淀病院によると、今年8月8日未明、分娩のため入院していた高崎実香さん(32)=奈良県五条市=が頭痛を訴え、意識不明になった。分娩中のけいれんと判断し県立医大病院(同県橿原市)に受け入れを求めたが、満床を理由に断られた。医大病院が18カ所の病院に打診したが断られ、19カ所目の国立循環器病センター(大阪府吹田市)に転送されたのは午前6時ごろだった。高崎さんは脳内出血で約1週間後に死亡した。

 大淀病院の内科医は脳の異常の可能性を指摘していたが、主治医はコンピューター断層撮影装置(CT)にかけなかったという。病院側は17日の記者会見で「結果的に判断ミスだった」と認めており、県警は死亡との因果関係を調べる。

そもそも、満床を理由に断る県立医大病院の体制に問題がある。たとえ満床だとしても医者は患者を診る義務があるはずだ。救急の患者はいったい何処で診てもらうのですか?また、18とも19とも言われている断った病院は何を考えているのですか?断った病院名も公表してほしい。断らなかったら今回のような結果にならなかったのでは・・・・・・。今の行政(岐阜県の裏金問題)学校(いじめ自殺問題)民間(保険不払問題)等、すべてが大人の考え方からきている現実である。すべて、相手の立場になっていないからだ。

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コメント

初めまして、通り掛りの医療関係者です。
病院の機能と言うのはベッド数ではなく、医療従事者の人手に依存しています。そして、日本国内ほぼ全ての病院(都市部含め)で医師、看護師の圧倒的な人手不足が生じてしまっています。「満床」を理由に断ったのは、既に限界を超えた状態で入院管理を行っているというだけの話で、これだけの重症患者を深夜に受け入れれば、おそらくはその代償として数人の他の患者の生命が危険に晒されたと思います。既にギリギリなのに、自分からその一線を越そうなどと誰も考えません。

もっと言うと、この方、CT撮っても何も変らわなかったはずです。一旦脳出血起こしてしまったら、はっきり言って手の施しようが無いのです。医師である以上、パブリックな場では言いませんけどね。

これで産科医を逮捕するような状況になれば、残念ながら、完璧に産科医療は全国で崩壊します。産科医になろうという研修医は、5年前の半分です。そして、そこに福島とこの事件、多分、今後10年かけて暗黒時代が・・。

投稿: えぴぺん | 2006/10/18 23:36

ありがとうございます。
そのコメントを待っていたんです。
医者である以上色々なケースを常に考え対策を取ってほしいのです。
今回は、医者としてどこかに驕りがあったのではないでしょうか?で医者としての判断が・・・・・。

投稿: | 2006/10/19 00:20

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分べん中意識不明:18病院が受け入れ拒否…出産…死亡(毎日新聞 2006年10月... [続きを読む]

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